まこちん
2010年04月12日
01:45
先日、SL事業の大幅な縮小を発表したマグスルですが、去る4月10日22時より、マグスルのTokioSIMにて、マグスル住民を対象とした会議が開催されました。私も2007年以降ずっとマグスルのお世話になっており、今後のマグスルの方向性について気になっていたことから会場に駆けつけました。
会議では、マグスル社長のNeko Link氏より今回の事業縮小にあたっての補足事項や現状について説明があったほか、今後のマグスルSIM群のあり方や運営方法について住民から様々な意見・質問が寄せられました。
本会議の内容について、どこまで公開してよいやら良く分かりませんので(ニコニコ動画で生中継したくらいなので、いちおうオールOKなのでしょうが)、この記事では会議の概要のみ触れたいと思います。
マグスルSIM群は複数オーナーによる共同体になる??
マグスルは、先日リニューアルしたばかりの新宿、それとHalca、Miraiの3SIMは継続する方針ですが、残りのSIMについては入居率が6割を切った段階で閉鎖するとリリースにて表明しています。一方で会議にてNeko氏の話を伺うと、入居率が6割以上あるSIMについても、譲渡先が見つかって話がまとまれば順次譲渡していく意向のようです。
住民から出た質問の多くは、このSIMの譲渡に関する話が大半でした。
おもだった内容をまとめると、「現在のような環状に繋がっているSIM群の形状等は維持されるのか?」という質問、それと「譲渡先はどのような基準・ルールで選ばれるのか?住民の同意をどのようにして得るのか?」という質問に集約されます。
確かに、前記の3SIMを除いてSIMが閉鎖されたり第三者に譲渡されたりするとSIMが離散してしまい、現在の山手線をイメージした環状のSIM群は姿を消すことになりかねません。会議に集まった住民の多くは現在の形状を可能な限り残したい意向が強く、中には自身が運営しているSIMをマグスルSIM群に移設して環状を維持したいような提案もありました。
形状の維持については・・・私の希望的観測もまじっていますが・・・、SIMの買い手(譲渡先)さえ決まれば、よほどの事情がない限り現在のSIM群の形状は保たれるのではないかと予想しています。マグスルSIM群から独立した場所でSIMを運営したいのであれば、最初からマグスルのSIMではなく、別の中古SIMを買えば良いことです。また、マグスルSIM群から独立するという話になれば、当該SIMの先住民の多くが去っていくことは自明の理だと思います。
マグスルのSIMを譲り受けるということは、「環状SIM群という他の小規模SIM群にはないという形状に対する魅力」や、「既に住民が住んでいるため、運営開始当初からある程度の収入が見込めると」といったメリットを感じてのことかと思います。いや、これ、完全に私の主観による予想なので、実際のところは知りませんが^^;
それぞれ異なるSIMオーナーになると、SIM群の維持が難しいのではないかとの疑問もあるかと思いますが、譲渡先についてはいわゆるビジネスライクにオークションなどで選考するのではなく、Neko氏が個別交渉のうえ決定するようなので、ある程度の「抑止力」は働き、マグスルSIM群から離脱するなどといった事態は発生しにくいかと予想しています。
なお、複数のSIMオーナーの連携によるSIM群としては、Yumix SIM群が似たような位置づけになろうかと思います。マグスルSIM群も今後は同じような運営体制になっていくかも知れません。
今回の会議においては、課題の洗い出しが中心だったような気がします。具体的にどのようにして譲渡を進めていくか、譲渡先の選考基準をどうするか等、解決すべき課題は山ほどありますね・・・。次回の住民会議は来週の土曜日とのこと。どういった会議になるのか、興味があると言えばありますが(;´Д`)
何気に長文になってしまいましたが、最後に会議の様子を撮影したSSをどうぞ。
会場に集まるマグスル住民。
最終的には60人近く集まりました。
公の会議に出席すると言うことから、正装(メイド服)で行きました
帰り際にマグスルのビルで記念撮影(余裕あるね・・・)
以上