無線LANの話(後編)

まこちん

2011年03月09日 07:59



前回の話の続きです。PCのUSBポートに小型の無線LANアダプタを装着し、アクセスポイント(AP)モードでPSPとの間で通信しようとするとエラーになってしまう件について、その解決方法を図入りでご紹介します。

今回のエラーの原因は、アクセスポイントになっているLANアダプタが「IPv6プロトコル有効」の状態になっていることでした。これを無効化することによってエラーが解消され、無事通信することができました。

この現象は上記の通り、「アクセスポイントモードで無線LAN環境を構築した場合」に発生すること、それとどうも「Windows7、VISTAの場合」に発生するような雰囲気で(7とVISTAだとLANアダプタの設定がデフォルト状態でIPv6有効になるみたいです)、普通に無線LANルーターを使う場合には発生しないようです。ケースとしては少数派かもしれません・・・。

IPv6無効化の手順



以下、IPv6無効化の手順を掲載します。

まず、コントロールパネルにて「ネットワークの状態とタスクの表示」をクリックします。




「アダプターの設定の変更」をクリックします。



無線アダプタのアイコンを右クリックし、「プロパティ」を開きます。




「インターネットプロトコルバージョン6」のチェックを外してOKボタンをクリックします。




このあとPCを再起動してやれば作業完了です。同じような現象でお困りの方は一度お試し下さい。


以上 (SLネタはお休みします・・・)
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