まこちん
2009年03月11日
00:11
SLでの動画撮影に関するお話。前回は、おもに私が使用しているキャプチャソフトについて触れました。
今回は、いよいよ本題、動画撮影の必須アイテムともいえる3Dマウスの紹介です。
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3Dマウスは、その名のとおり3Dソフト向けのマウスでして、通常のマウスと違い、三次元的な移動や飛行などの操作をスムーズに行うことができます。
私が購入したSpaceNavigatorには6つの光学センサーが搭載されており、そのマウスを押し込んだり、上下左右に振り回すことで、
SL内のアバターを操作したり、あるいカメラを縦横無尽に移動させることができます。
具体的な動きとしては、パン(上下左右移動)、ズーム(拡大縮小)、ローテーション(回転)などの操作が可能で有り、
これらを同時に行うことができます。
また、従来のマウスと同時に使用することもできるので、各種メニューの選択などは通常マウスで、移動は3Dマウスで・・・
といった使い方ができます。
ところがですね、この3Dマウス、縦横無尽の自由度というのが曲者でして、
慣れないと視点がグリングリン回って、自分がどこにいるのか、視点がどこを向いているのか全然分からなくなるんですよ・・・。
光学センサーが6つあるため、操作性がとてもセンシティブでして、左に振ったつもりが微妙に下向きにも力がかかっていて、
斜めの方向に移動してしまったり、ちょっと上を向くつもりが、ふんぞり返ったように宙を仰いでしまうなど、目が回ってしまいます。
実際、3Dマウスを使い出した当初は、乗り物酔いに似た症状になり、吐きかけになりました・・・orz
で、つい最近知ったのですが、3Dマウスの設定で、複数のセンサーが同時に動かないようにするモード(ドミナントと呼ばれてます)があって、
これをONにしておけば、自由度は落ちるものの、ピョコンピョコンと視点があらぬ方向に行くことはなくなります。
さて、こうやって言葉で説明してもなんのことやら分かりにくいので、実際に3Dマウスを使ってインワールドで撮影した映像をご覧下さい。
映像だけでは殺風景だったので、数年前に打ち込みで作ったマイケル・ナイマンのピアノ曲をBGMにしました。
セカンドライフでピアノを弾いてみた動画
通常のマウス操作でも、こうやってカメラを回転させたり、ズームとかパンとかできないこともないのですが、
スムーズに流れるように操作できる点で3Dマウスは優れています。
まだ3Dマウスに慣れていない状態なので、上の動画は拙い出来ですが、使うごとに徐々に操作に慣れている気がしますので、
今度も精進してきたいと思います。